娘が陸上を始めたのは中学一年生。
もともと足は速かったのですが、早生まれでずっと体が小さく、身長は学年でも指折りの小ささ。おまけに女子なのに運動会の徒競走はいつも速い男子達の組に入れられて走っていたので、(わかる人はあの女の子速いんじゃない?とわかってくれるものの)すごく目立つというわけでもなく…
とはいえ、女子では学年一番くらいかな??
というくらいの速さ。
中学に入学して部活選びをするときに、他に運動で得意なものもなかったので、陸上部か、それでなければ文化部(手芸部か美術部)という、けっこう消去法みたいな感じで陸上を始めました。
そんな娘の公式戦デビューは、6月に行われるエリアの大会。
我が地域では、このエリアの大会を勝ち抜くと都道府県の総体、通信大会への出場権が獲得でき、その二大会のどこかで全国大会の標準記録を突破すれば全中出場…という流れになります。
なので、先輩たち、特に3年生はたくさんのものを賭けていたと思いますが、何も分からないぴよぴよ一年生、今思ってみると気楽なものでした
娘は100mとリレーに出場。小学生から陸上をやっている子たちもいるなかで、組での順位は2位、全体では…20位くらいだったかな。けっこう健闘といわれていました。
タイムは14秒台後半。
学校の土のグラウンドでタイムを計ったときには15秒台の後半くらいだったと言っていたので、スパイクでタータンを走るとタイムって上がるんだね~~~というのが初戦の感想。
そして、同じ組にエリアの同学年で2位のとっても速い子がいたのですが、スタートも走り方もまったく違う!陸上っぽい!なんてことを思いました
ただ、娘、走り方もスタートも何もなっていないのに、50mを過ぎてからの伸びがなかなかのもので「いちばん走り方汚かったけどなぜか2位だった」という感じ。
このあと成長していくなかで「後半伸びてくるよね」と何度も言われることになるのですが、その片鱗を見せた初戦、でもありました。
で、リレーは失格💦娘のところのバトンミスで…
というか八割くらいは娘のミスで…
のわりに、もう一人の子が泣いている中、娘はボーッと立っているだけで、親ってこういうときヒヤヒヤするよね~~~という記憶しかない笑
本人的には、特に緊張もなく、ミスしちゃった申し訳ないな~くらいの軽い気持ちだったみたいです。まだ、ヒリヒリする緊張感も、なにもわからないままの船出でした。
我が家は、夫も私もずっと部活はしていたのですが、ぜんぜん違う競技。
陸上なんて右も左もわからずでしたが、このときの動画は撮り方も走る方も拙くて、なんとも懐かしく…
いま見ても、拙くても撮って保存しておいてよかったな~と思います。
(顧問の先生にも、このときの動画見ると本当に走り方ぜんぜん違って面白い、といまだイジられている娘です)